プーチン大統領の演説:西側の欺瞞と真実

2025/04/04

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 プーチン大統領の演説:西側の欺瞞と真実

September 30,2022 Breaking NEWS
September 30,2022 Breaking NEWS

プーチン大統領は2022年2月24日に「特別軍事作戦の実施について」と題する演説を行い、ウクライナへの侵攻を発表しました。この演説では、ロシアがウクライナ東部のドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を防衛するために軍事行動を開始すると述べ、ウクライナ政府を「ネオナチ」と非難し、ロシア語話者に対するジェノサイドが行われていると主張しました。また、ウクライナが核兵器を開発しているとし、NATOの拡大がロシアの安全保障を脅かしていると述べました。

ドンバスの悲劇(War in Donbass)2014年4月6日
ウクライナ東部ドンバス地方ドネツクでロシア語を話す13,000人のウクライナ人の大量虐殺

オデッサ大量虐殺 2014年5月2日
2014年5月2日、オデッサ市内で親ウクライナ派と親ロシア派のグループが衝突。
彼らはクーデターの結果としてキエフで権力を握った新しい国民政府に抗議したからです。
親ロシア派の活動家たちがオデッサの労働組合ビルに立てこもる。
その後、ビルで大規模な火災が発生。
火災や煙、または飛び降りなどにより少なくとも42人が死亡(その多くが親ロシア派の活動家)。

同年9月30日には、ロシアがウクライナのドネツク、ルガンスク、ヘルソン、ザポリージャの4州を併合することを発表し、プーチン大統領は演説で西側諸国を強く非難しました。

西側が「自由」や「民主主義」を装いながら、実際には他国を抑圧し、搾取し、奴隷化してきたと述べ、これらの行為を「新たな植民地主義」と批判しました。

さらに、西側の支配層のアメリカやNATOがロシアを弱体化させ、分裂させようとしている。

これらの演説を通じて、プーチン大統領は西側諸国を強く非難し、ロシアの行動は正当な姿勢を示しています。

「プーチンは、西側を強く批判し、自国を正当化しているだけ」などと思う人は、
このプーチン大統領の演説を先入観を抜きにして聴く必要がある。

これは批判でも、言い訳でもない「世界に真実を伝える」警告といえる演説です。

2022/9/30 Breaking NEWS (NHK同時通訳)

現在いわゆる西側の政権が

エリートが全人類に対してどの様な態度を取っているか

わかりますね?

その化けの皮がこれで剥がれた事がよく分かります


西側諸国は何世紀にも亘り他の民族に対して

自由と民主主義をもたらしていると主張します

ですがその正反対です

民主主義の代わりに弾圧と搾取です

自由の代わりに奴隷化と強制です

一極的な世界秩序は嘘や偽善に満ちた制度になっています


米国は世界で2回、広島と長崎で原爆を落とした唯一の国です

その前例を作った初めての国です

米国とはイギリスと共に

ドイツの様々な街を廃墟としてしまいました

軍事的な必要性は全くありませんでした

日本の原爆と全く同じ目的に沿ってやりました

それは我が国と世界全体に脅しをかける為です


アメリカは朝鮮やベトナムに対する絨毯爆撃を使い

ナパームを使い化学兵器を使い

現在でも事実的にドイツ、日本、韓国などを占領しています

そして、その時シニカルにそれを同盟国と呼びます

ですがその同盟とは何でしょうか?

その同盟国のトップは尾行され盗聴を家まで行っています

ですが彼らは奴隷の様にその失礼な態度を飲み込みます

そして属国に対して米国はそれをユーロ太平洋連盟と呼んでいます



日本はアメリカの植民地である

西側諸国が実際に行ってきたのは、自由や民主主義の提供ではなく、他国や民族に対する弾圧、搾取、奴隷化、そして強制的な支配だった。

具体的には、プーチン大統領は歴史的な事例を挙げてこの主張を裏付けています。
例えば、アメリカが第二次世界大戦末期に広島と長崎に原子爆弾を投下したこと、そしてイギリスと共にドイツの都市を徹底的に爆撃し、不必要に廃墟と化したことを指摘しています。これらの行為は、戦争終結に必要以上の破壊をもたらしたのです。

さらにプーチン大統領は、現在の状況についても批判を展開しています。
アメリカは戦後、ドイツ、日本、韓国などの国々を事実上「占領」し続けていること。

これらの国々は、アメリカによって「同盟国」と呼ばれている。
日本はアメリカの戦略的同盟国として位置づけられ、CIAを含むアメリカの諜報機関は、日本国内の政治動向や経済の動きに影響を与えるための情報収集や操作を行っていたと考えられています。

しかし実態は「アメリカの戦略的利益」

アメリカが特定の国や地域に関与する背後には、戦略的利益を追求する意図があります。これらの利益には、経済的な優位性の確保、地政学的な影響力の拡大、安全保障の強化、そして資源の確保などが含まれます。

具体的には、アメリカは重要な地政学的地点や資源豊富な地域において、軍事的・経済的なプレゼンスを高めることで、自国の安全と繁栄を守ろうとしています。例えば、戦略的な同盟関係や軍事基地の展開は、その一環です。

また、アメリカの政策は、単なる援助や外交だけでなく、長期的な戦略に基づいており、これらの行動はしばしばアメリカの世界的なリーダーシップを維持し、競争相手に対して優位性を保つためのものです。

例えば、アメリカはこれらの国々に対して尾行や盗聴などの監視活動を行い、独立した主権国家として扱うどころか、まるで奴隷のような従属的な態度を強いられているということです。

このような関係性は、表向きの「同盟」という言葉とは裏腹に、支配と被支配の構造が続いていることを示しているとプーチン大統領は訴えているのです。

事例 表向きの理由 実際の構造・裏の利益
郵政民営化(2005年) 行政の効率化、国民サービス向上 アメリカの投資資本に日本の資産を開放。「年次改革要望書」の影響。
減反政策とコメ不足(1993年) 異常気象による不作 実態は人為的なコメ不足。農政利権の温存と米輸入の口実。
年金運用損失・GPIF問題 国民の老後を支える投資 株価維持と政府財政の補完。巨額損失でも責任不明。
消費税増税(1989年〜) 社会保障のため 実は法人税減税の穴埋め。大企業優遇構造にシフト。
オリンピック招致・開催(2020年) 国威発揚・経済効果 建設・広告利権。中止できない構造で国民負担に。
水道民営化(2018年法改正) 効率化とサービス向上 外資参入を促進。水の利権と経済主権の問題。
原発再稼働・維持 安定的エネルギー供給 電力業界・官僚の利権構造維持。リスクと費用は国民負担。
種子法廃止(2018年) 民間参入による品種改良 外資企業による種子支配。食料主権の喪失懸念。
教育改革・英語民間試験(未実施) グローバル人材育成 教育産業ロビー(例:ベネッセ)。公平性に疑問。

※事例は、ほんの一部にすぎません

ロシアは何故悪なのですか?プーチン大統領は何故悪なのですか?

  • これはプロパガンダの作戦「敵の指導者は悪魔のような人間だ」敵のリーダーを極悪人に仕立て上げるのもよくある手。メディアで「残虐非道」「邪悪その   もの」みたいなイメージを植え付けて、「こんな奴らと戦うのは正義だ!」と国民をその気にさせます。(戦争プロパガンダ10の法則
  • 旧ソビエト連邦による北方四島占領も、陰で糸を引くアメリカとイギリス(ヤルタ密約

ノルマンディー上陸記念式典(2014)会場で原爆の映像が流れると…
・ガムを噛みながら拍手する バラク・オバマ
・おもわず十字を切る プーチン大統領

味方のふりをする敵。敵と思わされている味方。

西側のプロパガンダは巨大です。
何を信じて、何を疑うべきか、見極める力を持てなければ、戦後のまま情弱者でいることになります。

出典・参考文献
Putin, Vladimir. "On the Conduct of a Special Military Operation" (2022年2月24日 演説全文). [公式サイト・ロシア政府発表資料]
Sakwa, Richard. Russia Against the Rest: The Post-Cold War Crisis of World Order. Cambridge University Press, 2017.
 ― ロシアの安全保障政策と西側諸国との対立構造を歴史的背景とともに分析。
Mearsheimer, John J. Why the Ukraine Crisis Is the West’s Fault: The Liberal Delusions That Provoked Putin. Foreign Affairs, 2014年9-10月号.
 ― NATO拡大問題とウクライナ危機の国際関係論的考察。
Götz, Elias. Putin's Long War Against Democracy and the West. Journal of Democracy, vol. 33, no. 1, 2022, pp. 5-18.
 ― プーチン政権の西側批判と戦略的言説の分析。
Hoskins, Andrew, and Ben O’Loughlin. War and Media Operations: The US Military and the Press from Vietnam to Iraq. Routledge, 2010.
 ― 米英による軍事介入と情報操作の歴史的事例。
Bernstein, Barton J. The Atomic Bomb and the End of World War II. Foreign Affairs, 1985.
 ― 広島・長崎への原爆投下の軍事的・政治的背景を検証。
Takashi, Nakano. Occupied Japan: The US-Japan Security Alliance and Its Consequences. Asia-Pacific Journal, 2018.
 ― 戦後日本の占領状態と米軍駐留の実態。
Der Spiegel Editors. Germany’s Destruction in World War II and Allied Bombing Campaigns. Der Spiegel, 2015.
 ― ドイツ主要都市への連合軍爆撃の影響と戦後評価。
Harding, Luke. The Snowden Files: The Inside Story of the World's Most Wanted Man. Guardian Faber Publishing, 2014.
 ― 米国による同盟国の監視活動の暴露。
Lo, Bobo. Russia and the New World Disorder. Brookings Institution Press, 2015.
 ― ロシアの外交政策と西側のグローバル秩序に対する挑戦。

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